葉が直径1メートルを超すオオオニバスの試乗体験が30日、愛媛県今治市山路の市民の森公園であり、市内外の0~10歳児約50人が夏の珍しい思い出をつくった。
オオオニバスは南米原産のスイレン科の水草で、葉は巨大でも葉脈が空気を含むため水に浮く。同公園では市職員が5月に植えた6株が最大で直径約1.3メートルに成長している。
アクリル板を敷いた葉に順番に乗った子どもたちは、カメラに向かい元気いっぱいにポーズ。表情をこわばらせる子もいたが、ほぼ全員が余裕の面持ちで不思議な水上の感覚を味わっていた。
オオオニバスは9月中旬まで夕方以降に白とピンクの花を咲かせる。